OIFA (Oyama International Friendship Association)







ハウスポストとは


 2009年10月、ミッション市から市長を団長とした、親善訪問団が来町するのにあわせて、小山町との、友好シンボルとして、背高ノッポ(6メートル)の「ハウスポスト」がやってきました。
 ミッション市では、2006年に姉妹都市提携10周年を迎えるにあたり、「両市町民の気持ちがひとつになった(Joined Together in Sprit)」という認識の下、ミッション市芸術協議会が中心となって、両市町に1本づつ建立するというプロジェクトが始まりました。ミッション市では、2008年9月にミッション商工会館前の「小山庭園」の側に建立されています。

 ハウスポストとは、カナダ先住民の伝統的な家屋の内外を支える柱であ
り、家屋の入口にウエルカム(歓迎)の意味をこめて立てられることもあります。
トーテムポールは村落の入口にその成り立ちや歴史的な意味を伝えるため
に、自由に立てられます。


 ハウスポストには部族や家族に関する伝承、事件、戦や祝い事などが動
物、自然界の現象や人の形に象徴的に刻まれ、2本が対で使われることが
多い。


 ポストの建立には、小山町とミッション市を一軒の家と考え。家族である
両市町民のために家の家根をしっかり支えていこう
という気宇壮大
な願いが込められています。


小山町に寄贈された彫刻の意味(上から下へ)
優れた叡智、権威、力の象徴。平和と友情の象徴と考えられる
こともある。クワキウトル族、ハイダ族、チムシアン族の主要紋章のひと
つ。
太陽 生命力の象徴。命の源、全てを包み込むパワーの源泉である。
(鷲の左翼)
先見の象徴。夜の闇を照らす月は、限られた高位の酋長だけ
が使える紋章である。(鷲の右翼)
強力な力、権威、機動力の象徴。名家の紋章のひとつ。
豊穣と繁栄の象徴。鮭は北大陸北西海岸沿いに在住する先
住民の主要食料だった。(熊が抱えている)
歓迎像 沿岸サリッシュ族の風習では、歓迎像は男性、女性のどちらかで
あったり、両者であったりする。像は地域にやってくる全ての訪
問者を歓迎するために建物の入口や土地の出入り口に建てら
れている。(女性)
つむぎ
サリッシュ族の女性には美しい織物を作る能力に優れた才能が
あり、今日では彼女たちの手編みによるカウチングセーターが世界的
に有名になっている(女性が持っている)




ハウスポストができるまで